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金融商品を買わないでください。
私たちはさまざまな場所で「金融商品を買いましょう」と言われています。
金融関係の仕事をしているほとんどの人は、「金融商品を買いましょう」と言っています。保険屋さんは保険商品を、ファイナンシャルプランナーさんは証券会社や銀行などの金融商品をすすめますよね。彼らはそれらを一生懸命勉強し、「これはいいですよ」「今後はこうなりますよ」と一生懸命説明し、販売しています。
そのため、”みんなが言ってるので買わないと!”となりがちですが、それがポジショントーク(*)である場合も多々あるため、それを判断できるようになるといいですね。しかし、多くの場合、なかなか難しいものです。
*ポジショントーク:投資の世界で「買い」「売り」といった特定のポジションを持っている人が、自分のポジションに有利な方向へと相場が動くような発言をすることを指す
そんな現状ですから、「金融商品を買わないでください」と言う人はなかなかいませんが、弊社がそういうのは、きちんとした理由があるからです。
金融商品は買わないでください。ー その理由
では、なぜ金融商品を買わないでくださいと言うのでしょうか?
それは、金融危機が必ず起こるからです。顕著な例は、ブラックマンデー(**)やリーマンショック(***)ですね。
**ブラックマンデー:1987年10月19日の月曜日に、ニューヨーク株式市場で起きた史上最大規模の大暴落のこと
***リーマンショック:2008年9月15日、アメリカの大手証券会社・投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻したことによる世界的な金融危機と不況のこと
金融危機はある周期で必ず起こります。
そうすると、金融の仕組みが変わったり、どこかの会社が破綻したりして、これ以上その仕組みが続く理由がなくなってしまいます。つまり、今まで想定していたものが壊れ、想定外のことが生じ始めるということです。
いつでも誰でもが、そんなことは起きないだろうと言いますが、残念ながらそれが必ず起きます。想定外のことが起こる仕組みになっているのです。
しかし、金融危機はどういうタイミングで起こるか分かりません。株価と関係していることは確かでしょう。それは、株価が最終的に釣り上げられて、今までにない過去の最高値を出し、それがもう少し上がるのか崩れていくのかわからないようなところまで上がった時に突然暴落することが多いからです。
ですので、金融危機は、起きる前にちょっとした大きな演出があり、この株価はこのままいい状態でいけるのでは!?なんて思っていたら、ガツンと下がってしまうストーリーが多いのです。
金融はゲーム
金融はゲームみたいなものです。
世界のエリートと言われているような人が、人々にゲームをさせるために、お金のゲームを作っているのです。ですから、最初からゲームの勝者が決まっています。
勝者はある一部の人たち。それは、仕組みを作った人たちです。敗者は、買ってみようかなぁと思って、そのゲームに参戦し、投資(投げたお金)をした人たちです。
ゲームなので、勝ち負けがあり、負けても仕方ありません。
そのため、買ってはいけないのです。素人ではなくても、買ってはいけません。自分だったら何とかなる、勉強してるから何とかなると言う次元ではありません。必ずそうなるようにできているのです。うまくいかないようにできているのです。
つまり、金融の仕組みは、お金のことがわからない人たちから、仕組みを作った人たちにお金が流れるようにできているということ。金融商品を買っている人たちは買わせられているとも言えるでしょう。ですので、買わないほうがいいのです。
金融商品と「対」になるもの
では、金融商品と対になるものは何でしょうか?
それは現物で、金(ゴールド)です。
しかし、金(ゴールド)を金融商品と勘違いしている人が多数います。多くの人が「金(ゴールド)=先物」と思っているのです。ですから、「金(ゴールド)を買うのがいいのか? 株を買うのがいいのか? どっちも危ないよね」などと言う人がいるのも否めません。
金融商品は、お金を保険会社や証券会社内に預けて、会社が商品を買います。
金(ゴールド)は、自分で買って自分で持っています。誰にも預けません。
そのため、金(ゴールド)の先物取引であれば金融商品となり、ただのゲームです。預けたお金で、証券会社が金(ゴールド)を買います。金(ゴールド)の値打ちが上がるか下がるかによって、その利益を得るのか損をするのかというゲームなのです。
運がよければ、半分の確率で儲かるかもしれません。それらのお金を金(ゴールド)にする仕組みはありますが、それをする人はほぼいないので、金(ゴールド)の先物は現物を所有しません。そのため、私の話している現物の金(ゴールド)とは違います。
金(ゴールド)は貯金です。
先述のように、金(ゴールド)と言うと先物取引と勘違いしてしまう人が多いために、弊社が金融商品を取り扱っていると認識されている方も少なくありません。
ですから、弊社では「現物の金(ゴールド)を自分で所有してくださいね」と言う啓蒙活動しているのです。
簡単に言えば、弊社はショッピングとして金(ゴールド)を扱っています。しかし、金(ゴールド)は、消費ではなくてご自身の貯金です。
しかし、現物だとしても金(ゴールド)を買うとなると、貯金というより投資と思われる方が多いでしょう。投資とはお金を投げることですので、投げてしまったから、それが戻ってきても戻って来なくても仕方がないというものです。
でも、20万円の金(ゴールド)を買って保管していたら、どこかに持ち出されない限り、それはそこにあります。投資用として購入してもお金を投げていないので、貯金に近いものなのです。
弊社はコレクション的な要素をふんだんに取り入れているために、金の延べ棒は取り扱わず、珍しいものや少し付加価値の高いコインなどを販売しています。
これからの資産を考えたときに、仕掛けられたゲームである金融危機の危険性を含んだ金融商品ではなく、自分で待つ金(ゴールド)にも目を向けて、まずはお気に入りの金貨や銀貨を買ってみるという楽しみからスタートしてもらえたらと思っています。
店舗名: 貴金属販売店「金銀の貯金箱」
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