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どうなる!? 台湾有事
「台湾有事」という言葉を耳にしたことがあると思います。
有事とは、戦争や大規模な自然災害などを含めた非常事態のことを指す概念ですから、台湾有事は台湾に関する非常事態といったところです。
一部では、日本も巻き込まれる可能性が大きいという意見から、日本有事とも言われています。
地理的に近く、歴史的に関係が深い台湾には親日家も多く、台湾有事は日本にとって他国のことではない人も多いでしょう。
戦争が起きる前提がある!?
戦争が起きるためには、火種が必要です。世界にはいろんな火種が残っていて、それが戦争へと発展していく可能性があります。
ウクライナとロシアの戦争もそうした経緯からでした。「このままいくと戦争になるよ」といった火種が残っていて、結局、戦争になってしまったのです。イスラエルも似たようなものですね。
今起こっている戦争は、かなり前から可能性を秘めていたので、突然起こったものではなく、なるようにして起きた戦争なのです。
台湾の簡単な歴史
以前のある期間は、日本が台湾を統治していました。ですから、台湾の高齢者は、日本語を話せる人が多数います。彼らが小さい時に日本語で教育されていたからです。
この時に、日本は台湾の発展につながる交通や金融など、たくさんのインフラを作りました。台湾大学は、東京大学(当時は帝国大学)の分校ですからね。
このように、台湾と日本は近しい関係にあります。
そして、中国で共産党の毛沢東と国民党の蒋介石の戦いがあり、蒋介石が敗れて台湾に逃げ込み、中華民国を作りました。
それ以来、台湾は中華民国となりましたが、台湾を正式な国として認めているのは世界で13カ国ほど。中国は、台湾を自国の一部と考えているため、諸外国に台湾を国として認めないような働きかけをしています。
台湾有事に話を戻します。
改めて台湾有事ですが、これは、台湾と中国との間で将来戦争があるだろうという予想のことです。
中国の軍隊が台湾を攻め、獲得し、台湾と中国が一緒になるような戦争の可能性があるということです。なぜなら、中国の共産党には「台湾を治める!」という考えが昔から存在するからですね。
共産主義の中国では、言論の自由などが保障されていません。ですから、多くの人は政治的な発言をするときは注意しています。何かあったら、逮捕されてしまいかねないですからね。そして、基本的に土地は国のものです。
でも、現在の台湾は民主主義なので、自由に経済活動が行え、土地も各自で持つことができ、自分のものと認められています。つまり、台湾はアメリカや日本と同じような民主主義国家です。
このように主義が違う国ですから、中国は台湾を併合して「台湾は中国だ!中国ではないと言い張るなら、軍事的に攻めるぞ!」といった雰囲気のため、戦争のような事態が起きる可能性があると言われているのです。
台湾有事に関しては、さまざまな意見がありますが、事が起きる可能性は低いと思っている人も多数います。でも、可能性はゼロではないと思っている人も多いのです。
それは、火種を残していく人たちがおり、戦争をさせたい人たちがいるからです。
もし、戦争になったら?
台湾の人口は、2022年時点で2,300万人強。中国は、同時点で14億2500万人強。人口だけ見ても勝敗が明らかですよね。実際に戦争をしなくても、最初から力の差が歴然としています。
でも、もし戦争が起きたら、民主主義陣営であるアメリカと日本が参戦するでしょう。ですから、アメリカ、日本、台湾の3カ国と、共産主義の中華人民共和国(中国)との戦争となります。
しかし、アメリカから台湾に軍を送るのは大変です。日本にはアメリカの基地がたくさんあり、日本から台湾は近いので、日本にいるアメリカ軍が戦いに出ていくでしょう。
ただ、日本人は一般的にアメリカに大きな軍事力があると思っているため、アメリカと中国で戦ってもアメリカの軍事力の方が上ですから、それが抑止力となって、中国は攻めてこないのではないかと考えている人も大勢います。
しかし、台湾を取られないようにアメリカ人が命をかけて一生懸命戦うかという疑問もあります。ですから、中国の抑止力になっている、戦争が起きても勝利できると決めつけるのはあまりいいとは思いません。
台湾と中国の事情
実際、台湾と中国はすごく仲良くしています。たくさんの交流があって、商業的なつながりもたくさんあります。台湾人が、中国に行って多くの事業を行っており、とても優遇されています。使用する言語も一緒ですので、つながりがとても強いのです。
万が一、有事が起きた場合に、まったく血が流れないという可能性もあります。
ある日、朝起きたら、すでに台湾が中国だった…というようなことです。主要公的機関が中国の軍隊に抑えられていて、まったく無血の状態で、ガラッと政治体制が変わるということもあるかもしれません。
イスラム教とキリスト教などの宗教戦争は、お互いの教典に違いがあり、理解し合えないために一緒に住むことができませんが、中国と台湾は、同じ文化で多くの交流もあるために一緒に仲良くできると思います。
日本は台湾有事をどう見てる?
戦争が起きたら、日本は協力しないのがいいでしょう。アメリカの思惑に引っかからないほうがいいと思いますので、協力せずに軍隊を送らないのが1番いいと思います。
しかし、国がどうするか分かりません。故・安部元首相が政権にいた時は「協力して守る。台湾有事は日本有事」と考えていました。麻生元首相も同じ意見だったと思います。
台湾有事は、さまざまな方がそれぞれの見解や意見を持っているため、各種メディアで多数取り上げられています。
例えば、、、
「2024年1月に台湾で選挙があるので、来年までは何もないだろう」
「中国とアメリカの対戦の最前線にいるのが台湾という位置付けで、実際は中国とアメリカの戦争だろう」
「台湾有事は中国と台湾の問題ではなく、アメリカと中国と台湾の問題。それは、アメリカが台湾の独立派を支持して、中国を煽っているからなど、陰謀論めいたものを主張している人がいるためにそうなってしまった」
「中国が台湾の選挙に関与して、極秘で台湾内部に侵入し、世論に影響を与えるのではないだろうか」
など、さまざまです。いろいろな勘違いもあり、戦争をさせようとしている人々も大勢いるため、真実ではないことに引っかかってはいけません。
戦争が起きた時はどうしたらいいのか?
最悪の事態に備える必要があるため、自衛しなくてはいけません。生活に関係する備蓄は必須です。食べ物や飲み物、電気が来なくなっても生活できるように、きちんと備えておかないといけないでしょう。
災害は自然災害をイメージするでしょうが、実際には戦争や人工的な災害はいつでも起きる可能性があります。そうしたことも災害ですので、いつ何が来てもおかしくないと言う認識をしておくといいですね。
たとえ、流血が起こらないとしても、影響はいろいろあると思いますので。
生活のライフラインを自分で守ってください。
参戦するまで追い込まれないような状況にしたいですが、さまざまな発言があり、引っかかるように仕向けた態勢もあるので、生きるための用意はしっかりとしておくことは大切です。危機には備えておきましょう。
店舗名: 貴金属販売店「金銀の貯金箱」
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